真面目な話
どうしてもアウトプットしたいので、こっそりここに書く。
とある闘病記を読んだ。
病気は小児がん。
自分には全く関係ない!ものではないので、最初から読んだ。
ただ、この闘病記は今は闘病記としては終わっている。
すでに結末がわかっている状態から読んだ。
とても闘病について前向きで、がん患者のお母さんとは思えないほど元気で明るかった。
がん発覚時が今の息子と同じくらいの月齢なのに過酷な闘病をしていてすごいなと思った。発達も息子より進んでいるみたいでとても元気なお子さんみたいだった。
最初の頃は細かく様子が書かれていたけど、だんだんと記述が減ってくる。
読み進めたらあの結末がやってくる。
お子さんの様子を全て息子に置き換えて考えてしまう。
辛い。
辛くて苦しい記述が増えてお母さんの書き方も少しずつ変わってきてついに「旅立ちました」と書かれていた。
覚悟があったから思ったよりも元気です。と書かれていたけど、そんなわけはないと思う。想像するだけで苦しくて涙が溢れてくる。読んでいて涙が止まらない。
たった数時間で読めてしまったけれど、とても重くて辛かった。
結末は知っているのに、治って欲しかった。どうにかして生きていて欲しかった。
今、息子が元気に隣で生きているのは当たり前じゃないんだな、と教えてもらった。
ずーっと奇跡の連続で生きているんだろうな。
もっと大好きと伝えようと思った。
あの子が空で幸せでありますように。
あの子の家族も幸せでありますように。
難病が早くなくなりますように。