参考にならない育児

家族のこと備忘録的に綴ります。

元映画館スタッフからのお願いみたいな。

ズトピレポに関連という訳でもないけど、働いてた時に思った事を…。

*作品や理解して鑑賞する方達を批判する気はありません。少し知ってもらえたら快適な映画鑑賞をできるのでは?という感じです。

 

  • 年齢制限について

映画には成人向け映画だけじゃなくて、普通の映画にも年齢制限(レイティング)があります。

 

日本は、 PG12  R15+  R18+ の四分類に分けられています。

 

Gは全年齢対象。誰が見ても大丈夫です。

 

PG12は12歳未満(小学校以下)は保護者の指導・監督が必要です。見てもいいけど、内容を保護者が注意してね。ってものです。

 

R15+は15歳未満(中学生以下)は鑑賞できません。15歳を向かえた中学生も観れません。

 

R18+は有名ですね。18歳未満の鑑賞はできません。括弧書きがないので18歳を向かえた高校生は鑑賞できると思われます。(映画館によって方針が違うかもしれないので断言しないでおきます。)

 

PG12とR15+は認知度が低いです。

なんかマーク付いてるな〜と思ってる方もいると思いますが、マークが付いているには意味がありますよー。

 

私が勤務中にPG12が付いていた作品はGANTZでした。(個人的には疑問)

保護者が見てもいいよ。と言えば小学生でも観れてしまいます。映画館スタッフに拒否の権利はありません。

 

でもGANTZを小学生に見せたい?

私はちょっと悩む。

ミンチになったり、どんどん人が死んでいくから。

低学年なら観せないな。

 

好きな俳優やアイドルが出てるから、と観たくなるお子さんは多いと思う。

そして保護者にその作品の知識がないと観に行ってしまうと思う。

 

そうやって親子で観に来て、途中でお子さんが具合が悪くなって途中退出した方も現実にいました。

 

絶対に観るな!と言ってるわけではなく、お子さんに耐性があるのかなどを事前に相談して欲しいなーと思います。

(チケット買う時にもめる方もいるので…)

 

 

R15+は14歳までは観れません。そして

 

15歳の中学生も観れません。

 

こちらはスタッフに判明すれば拒否されます。

大体の劇場では中学生と高校生の料金が違うので判明してしまうと思います。

 

15歳なのになぜ観れないのか?

 

聞かれても映倫が定めた事なので、としかいいようがない。

ゴネられても、怒られても、観せられません。

 

(昔バトルロイヤルで卒業証書持ってチケット買いに行くニュースがあったと思うので、これもR15が付いていたのかな)

 

自宅で借りて観せる、観せないは保護者の判断に任せるしかありませんけどね…。

 

  • 3D作品について

 

最近増えてきた3D作品ですが

 

小さいお子様や、三半規管が弱い方にはあまりオススメできません。

 

酔いやすいのです。

 

それでも観たい!時には、後ろの席の方が酔いにくいそうです。

メガネを外してもいいですが、ピントが合ってない画面になって気持ち悪いです。

 

3Dの見え方に差はあるのか?と聞かれますが、どこでも同じように見えるよう考えられてるはずです。

たぶん人間レベルには誤差かと。

(3Dの機材によっては違いがあるかもしれない)

 

  • もし汚してしまったら教えてほしい

 

ここから少し汚い話です。

 

上記のような理由でトイレに間に合わず吐いてしまったり、夏の暑さで体調を崩してお子さんが急に吐いたりする事は結構あります。

 

その為の掃除用具なども揃えてます。

恥ずかしいかもしれないけれど、汚したらスタッフに声を掛けて下さい。

 

座席を汚したまま無言で帰る方もたまにいます。次の上映でまたお客さんが座るので、教えてください。お願いします。

 

 

  • 飲食物の持ち込み禁止について

 

映画館の食べ物って高いですよね。

外で買った方が安いですよね。

 

実は映画館の利益って飲食物メインの所が多いのです。

 

もし映画館で観るのが好きだなーと思ってくれているならジュースひとつでも買ってくれるとありがたいです。

 

 

 

長々と書き連ねましたが、これを絶対覚えとけよ!ってわけではありません。

 

ただ知っとくと少し映画を観るのがスムーズになる………かも?

 

映画を観に行った。がイヤな思い出になりませんように( ¨̮ )